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研究テーマ

防災・資源【産業立地】

活断層などの認定に必要な地質年代が決定できます
活断層などの認定に必要な地質年代が決定できますOSL 年代測定技術の産業立地への応用●● 発電所等の産業立地に必要な過去 40 万年間の地質構造の評価が可能●●これまでの時代決定手法では不可能な時代未詳の第四紀層の解明に光明●● OSL 年代測定は時代未詳の第四紀層に広範に適用可能研究のねらい OSL(光ルミネッセンス)年代は、鉱物から発せられるルミネッセンスを利用した地質年代測定法です。石英や長石の粒子に直接適用でき、過去 10 年〜数十万年の広い年代範囲に適用できることが長所です。近年、活断層の年代範囲の考え方の変更から、特に原子力発電所の周辺において過去 40 万年間の地質を詳細に明らかにすることが求められています。しかし、従来の火山灰層序では年代に問題がある地域が多く存在します。サンゴ等 U-Th 法の適用できる化石に乏しい日本の地質において、OSL 年代測定は、この問題を解決できる唯一の手法です。研究内容 OSL 年 代 測 定 は、2000 年 の 石 英 SAR 法 や2008 年の長石 pIRIR 法の開発により、近年精度が向上し適用年代範囲も拡大してきました。しかし、国内では火山灰層序の優位性や厳密な放射線関連法規により、普及が遅れてきたという経緯があります。産総研では、世界最先端の OSL 年代測定装置を管理運営し、国内の地質における本手法の有効性を評価したり、実験手法を開発したりしています。さらに、国内外の様々な地域の地質に適用することにより、海岸環境保全、地質構造評価、海洋地質、火山地質など、様々なOSL(光ルミネッセンス)年代測定装置分野への応用を行っています。連携可能な技術・知財・第四紀後半(過去 40 万年間)の地質の地質評価・考古遺跡の発掘調査第四紀後半の主要な地質年代測定法の比較● 関連技術分野:地質調査、長期評価、分析技術● 連 携 先 業 種:電気・ガス・水道業、建設業、製造業(電気機器)